第1回新潟港港湾脱炭素化推進協議会に参加しました

2023年7月27日に開催された「第1回新潟港港湾脱炭素化推進協議会」に参加しました。

新潟県では2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す取組を進めております。
その一環として、新潟港におけるカーボンニュートラルポートCNP)形成に向けた計画作成の検討を行っています。
本協議会は2022年12月の改正港湾法施行を受け、「新潟港CNP形成協議会」から「新潟港港湾脱炭素化推進協議会」に改組したもので、
資源エネルギー関係、物流関係、発電関係等の企業で構成されています。
当社は臨海部に位置し、2018年11月に本州日本海側初の燃料電池(FC)フォークリフト専用水素ステーションを設置し水素エネルギー事業を行っているため、本協議会の一員となっています。
今回の協議会では、港湾の脱炭素化推進計画の作成に向けて前向きな議論が行われました。

CNPとは、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化、水素・燃料アンモニア等といったCO₂を排出しないエネルギーの輸入・貯蔵体制の整備と利活用促進により、排出される温室効果ガスを実質ゼロにすることを目的とした港湾です。
港湾部・臨海部産業は国際貿易の拠点であるとともに、日本のCO₂排出量の6割を占める発電所や鉄鋼所、化学工場といったCO多排出産業が集中しており、エネルギーの一大消費拠点となっています。
CNP形成の効果としては、環境に配慮した港湾として港湾利用者に選ばれたり、取組が認められESG投資が呼び込めることにより、
港湾の環境面・経済面での競争力強化が見込まれます。
また、CNPの取組が港湾を起点に波及し周辺地域の脱炭素化に繋がることも期待されています。

当社はこの協議会を構成する一員として、脱炭素関連知識・技術の共有や水素エネルギーの有効活用を通し、CNP形成に貢献していきます。

当社の水素利活用への取組はこちら→ 水素社会に向けて

<第1回新潟港港湾脱炭素化推進協議会 開催情報>
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kowanshinko/20230724cnp.html