水素社会に向けて ◆来たるべき水素社会に向けた取り組み 温暖化対策として、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質的にゼロにすることは、パリ協定をはじめとする国際社会全体の課題として取り組むことが求められています。国家戦略でも第五次環境基本計画(詳細はコチラ)にて、水素サプライチェーン(詳細はコチラ)の構築は重要政策の一つで、会社全体で水素サプライチェーン構築に貢献しています。水素は、燃焼してもCO2を出さず水しか排出しない「究極のクリーンエネルギー」と呼ばれています。当社では廃棄物を燃やした熱で電気を作り、構内電力として消費するほか、余剰電力で水素を製造しています。製造した水素は、燃料電池(FC)フォークリフトの燃料として利用し、環境負荷の少ないクリーンな処理工場づくりを目指します。 〈導入効果〉〇年間あたり約3,500t(杉の木25万本相当)のCO2削減が期待されます。〇夜間や休日などに発生した余剰電力を水素に変換する「Power-to-Gas」機能により、エネルギーの有効活用に寄与します。