管更生

◎管路調査

(1)簡易調査

地上からマンホール内に管口カメラを挿入し、手元のモニターを確認しながら管内を調査します。(調査範囲Φ150~800mm)
管口カメラは機材が少なく持ち運びが簡単なので、効率的に広範囲の管路を調査することが可能です。

管口カメラ

管口カメラ

管口カメラ調査

管口カメラ調査

カメラ画像

(2)詳細調査

マンホールより自走式カメラを入れ、管内状況の調査を行い、DVDやVTRに記録します。(調査範囲:Ø150mm-700mm)

TVカメラコントロール車

自走式カメラ

カメラ画像(直視)

カメラ画像(側視)

自走式カメラが使えない取り付け管などは専用のケーブルカメラを利用し、管内状況を調査します。(調査範囲:Ø50mm-200mm)

取付管用カメラ

取付管カメラ画像

人が入れる管の場合、直接目視にて管内の状況を調査致します。(調査範囲:Ø800mm-)

目視調査1

目視調査2

◎管更生

老朽化により、強度が低下し、赤錆や汚れで流量自体も低下してきた管を、より強度が高く安全な管に甦らせます。
既設管を洗浄した後、管内面に新たなパイプを形成・密着させることにより、既設管を二重構造管・自立管とすることで、強度・耐震性を向上させます。

当社で採用している工法は、以下の通りです。

施工前(本管)

施工後(本管)

施工前(取付管)

施工後(取付管)

◎小口径管内部分補修(適用範囲:Ø200mm-700mm)

人間が入れないような小径管の不良箇所をスポット補修致します。

当社で採用している工法は、以下の通りです。

    • ASS-L・H工法
      可視光線で硬化するライニング材を利用し、 防食・止水・補強します。
    • パッカー工法

施工前(ASS-L・H工法)(直視)

施工後(ASS-L・H工法)

施工前(側視)

施工後

ASS-L・H工法施工中 (照射状況)

ASS-L・H工法用スリーブ (適用範囲:Ø200mm-700mm)

◎大口径管内部分修繕(適用範囲Ø600mm-)

当社で採用している工法は、以下の通りです。

  • クリスタルライニング工法
    大口径管の要補修箇所に、VOC削減型塗料にガラスパウダー・天然ガーネット等を骨材に使用した無溶剤の樹脂モルタルをコンクリート構造物に塗布し、 防食・止水・補強 します。
  • Y字管工法

施工前 (クリスタルライニング工法)

施工後 (クリスタルライニング工法)

施工前(直視)

施工後(直視)

施工前(側視)

施工後(側視)

◎マンホール補修

当社がマンホール補修で採用している工法は、以下の通りです。

  • エポ工法
    従来のマンホールに比べ、耐久性も高く、施工時間も半分以下で、騒音も小さい革新的な工法です。
  • MLR工法
    硫化水素等で腐食し、耐用年数及び強度が低下したマンホールに、防食性と強度を付与し、耐用年数を向上させる非開削マンホール更生技術です。
  • Vカット工法

施工前(エポ工法)

施工後(エポ工法)

施工中(エポ工法)

エポ工法断面図